旧指定成分「ラウレス硫酸」を含まないシャンプーで美髪になる!

指定成分の表示が変わってから、すでに10数年経っているので、その言葉自体も知らない方が多いと思います。

旧指定成分とは・・・
正式名称は「表示指定成分」だったと思います。健康を害する可能性のある成分のため、それらを使用している場合はパッケージに表示しなければならないというもの。
主にアレルギー源であったり刺激が強いものが該当していました。
なので、「指定成分」が入っていないもの=概ね良いもの
という選び方が出来たのですが、現在は「全成分表示」になったため、どの成分が危険で、どれが安全なのか?が解りにくくなってしまいました。
ということで、以前は指定成分として表示されていた成分のことを「旧指定成分」と呼んでいます。
 

その旧指定成分である「ラウレス硫酸ナトリウム」「ラウリル硫酸ナトリウム」は今でも市販シャンプーの主剤として使われていますね。

 
ラウリル硫酸塩は”高級アルコール系”の界面活性剤。安価で泡立ちも良いのでいろいろな用途で使用されています。
シャンプー以外にも、ボディーソープや洗顔料、工業用の洗剤、洗車用の洗剤などにも使われてます。油汚れを落とすのに適しているということでしょう。
その反面、髪の毛にはちょっと刺激が強すぎるところもあり、タンパク質を分解してしまう”タンパク変性”を起こす事が知られています。
髪の毛は約半分がタンパク質、もう半分は脂でできています。
油を取りすぎないシャンプー、タンパク質を守るシャンプーを使用する事が、髪の健康への第一歩だとおもいませんか?
 

ちなみに、ラウレス硫酸塩も高級アルコール系の界面活性剤で、ラウリル硫酸塩からつくられるので、性質はかなり似ています。しかも、その製造工程で発ガン性物質が出るため、一部のラウレス硫酸塩からはごく少量ですが、そういった成分が検出されたそうです。

 
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