「先日、薬局で買ったヘアカラーを使ったら、頭皮が痒くなったけど、安いのを買ったから良くなかったんですかね?」
と、お客様から質問されました。
私は薬局で売っているカラー剤が、どのくらいの価格差で、どの程度品質に差があるのかわからないので、答えに困ってしまったのですが・・・
1 アレルギーの可能性
「頭皮が痒くなった」という所で考えると、ヘアカラーの主成分である【 ジアミン色素 】によるアレルギーの可能性が考えられます。
このアレルギーが原因だとすると、世の中の「ヘアカラー」と言われる物どれを使用しても痒くなると思います。
もちろん、高い安いの問題ではありません。ジアミンが入っていれば、どんなに高級なヘアカラー剤を使っても同じように痒くなる筈です。
もし、ヘアカラーをした後に痒みやかぶれが出た場合は、ヘアカラーを控えたほうが良いかもしれません。
念のため皮膚科へ行くのも良いと思います。
2 アルカリによる刺激
「痒み」とは少し違うのですが、ヘアカラーを塗った状態で、頭皮がヒリヒリ、チクチクとしみる方もいらっしゃいます。
乾燥肌、敏感肌の方に多いのですが、ヘアカラーに含まれる「アルカリ剤」による刺激だと思われます。
カラー剤に含まれるアルカリの強さによって、刺激も強弱があると思いますが、市販のカラー剤でその強弱を判断する事は難しいので、今の所はどれが良いとは言えませんね。
当店で使用しているのは、オーガニックハーブエキス(5種)と、普通のハーブエキス(6種)、さらに大豆タンパクやヒアルロン酸を配合したカラー剤。
「前よりもしみなくなった」という方も何名かいらっしゃいますよ。
3 まとめ
要は「値段ではない」という事。
内容成分をしっかり把握し、どういったリスクがあるのかを知っておく事が、ヘアカラーとうまく付き合うコツだと思います。
痒くなったりかぶれるようなら、使用したカラー剤の箱を持って、皮膚科のお医者さんに相談して下さいね。
また、サロンでは極力地肌に付けないようにカラー剤を塗布する事が可能です。重度のアレルギーでなければ、白髪染めも出来ますのでご相談下さい。
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